気になるエグゾーストノートは?
以前もポストしましたが、991-2(後期型)で最も注目が集まっているのではダウンサイジングによりターボ化してしまったエンジンです。(ポルシェは「ライトサイジング」と言ってますね)。
試乗もせずに発注してしまったので、この点については緊張しながら色々を確認しました。まずエンジンをかけて最初に試したのが、エグゾーストノートです。室内で聞く音をiPhoneで録ったのでちょっと聞いてみてください。
エグゾーストノートはこちら(YouTube)
ターボの感じ
次に走りです。ターボ感はまったく無いです。「ホッと」しました。12Cみたいにターボラグがあったらどうしよう、と心配していたんですが、本当にターボなのか疑うくらい、しっかり回るし、現在乗っている997カレラSと比べてもエンジンの気持ちよさは遜色なく、むしろ気持ちい感じが増していました。加えて、ターボ化の利点でもある低回転でのトルク感が相当気持ちよかった。下も上も非常にパワフルで前期型と比べて全く別モノですね。
スポーツクロノ
そして、PASMはカレラシリーズには標準装備です。997後期では、スポーツモードでもPASMが作動し足が固まりましたが、この辺りのロジックがちょっと変わっていて、スポーツモードではPASMが作動しません。(ひょっとすると試乗車がオプションのスポーツシャーシ装着車だったからかもしれません)。これはとってもよくて、私も現在は、場合によっては、スポーツモードの時、手動でPASMを切ることがあります。そういう意味では進化しているなと。もちろん、スポーツ+モードでは足はばっちり固まります。加えて、インディビジュアルモードも加わりました。現在乗っている997後期に比べると、もう別の車に乗っているような足のシナヤカさには驚かされました。しかし、攻めるとちゃんと足が張り付くし、RR特有のフロントの希薄さも、かなりのレベルで良くなっています。これなら、もう、4駆は必要ないんじゃないかと思うほどです。
でもって、真ん中のボタンは、最大20秒間だけその状況下で最も当該車両の能力が最大化される機構です。これを押すと、メーターの中の画面に20秒のカウントダウンが始まります。ちょっとSFっぽい感じで気分が高まります。ただ、事実としては、足が固まって、ギアも低めにホールドされる感じが20秒続くという感じです。街中ではもちろん不要ですが、高速の追い抜きで「ちょっと遊べるかも」という感じです。エクストラパワーが得られる訳ではないので、F1のKARSとは発想が全く違います。
AppleCarPlay
さて、インフォテイメント系は一新されてAppleCarPlayが導入されています。試乗なので、色々と触る時間は無かったので、この辺は、納車後に使い倒して報告しますね。
今までは、ポルシェ買ったのにクラリオンみたいながっかり感があったんですが(クラリオン製はもちろん優秀ですよw)これなら質感も十分なのかなと。iPhoneとの連携なども試してみたいと思います。
PCCB
ところで、試乗車はPCCB装着車でした。(私は今回もPCCBはパスしています)。で、実は初めてのPCCB体験だったのですが、やー、ビックリした。ブレーキ効き過ぎです。カーボンセラミックブレーキは温まるまで難しいとか聞きますが、まったくそんなことはなくって、立ち上がりと同時に効き過ぎ。サーキットだったら、これは無敵ですね。街中では、まったく不要という事がわかりました。ディーラーのセールス氏に言わせると、後ろの車が止まれなくて追突事故になるケースがあるとか。いやはや、ポルシェのブレーキの真骨頂は物凄かったです。
その他
試乗後に、納車前の打合せで、いろいろと決めましたが、納車前に日本で施工する予定だった、リア窓のフィルム貼りですが、ポルシェセンターでは、8万円も取られる事が判明。おいおい、一体、幾ら抜くんだよと。知人にやってもらうんで無しにしました。加えて、バックカメラですが、こちらは、ポルシェジャパンで、まだアフターパーツの検証が済んでいないので、納車には間に合わないことがわかりました。なので、これも延期です。という事で、GW前の納車に決定しました。次回のポストは納車後になるかもしれませんが、お楽しみに。
では、また!
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