2016年8月23日火曜日

991-2 カレラS たった2000キロで3度目の入庫(修理)完了しました(涙)


若いころ、ポンコツイタ者を乗り継いできた者としては、最近の欧州車の信頼性の向上には目を見張るものがあります。ここ10年くらいは、もう国産車と大差なく壊れませんよね。一台前の997カレラSも納車から5年間、約5万キロ乗りましたが故障無しでした。結構、激しく乗りましたよ。交換したのはオイル、クーラント、バッテリー、タイヤ(1回)だけでした。いわゆる、メンテナンスフリーってやつです。

過去2度の入庫の詳細


しかし、今回997からリプレースした991-2は2000キロで3回入庫しました。まぁでも、故障といっても大した事ではなく、ちょっと気になる、程度のものです。

1回目の入庫は、既にポストしてある通り、エンジンルームからの異音でした。これは原因が特定でき完治。で続く2回目の入庫も異音。異音というか、まじ勘弁してよ、2000万円近く払ってんのよ、的なヤツでした。いわゆる、建て付け問題。こちらも既にポスト済みですが、面白いのでYouTubeを貼り付けておきますね。



是非、音を大きくして聞いてやってください。これ、町中では超恥ずかしいんですよね。で2回目の入庫。建て付け不良修正で完治です。

3度目の故障の詳細


1度目、2度目はご愛敬だったんですが、3度目はちょっと焦りました。


はい、お気づきの方はその通り。赤い液体漏れですからクーラント漏れです。夏のもっとも暑い盛りの出来事でした。この写真だけに留まらず、結構漏れていたんですよね。

さすがに3回目ともなると、仏の私も半分切れ気味でディーラーへ電話して、しかし冷静に「すぐ取りに来なさい」と。1回目と2回目は自分で持っていきましたがね。丁度、ディーラーも夏休み前で人繰りができず、プレミアムカーの搬送を行う運び屋が来て、持って行ってくれました。

原因は何か?


今回は液体(=物)ですから、原因不明ってことはないですね。下記、修理記録から一部転載します。

冷却水漏れ(エマ入庫)

クーラントレギュレーター接続部分より漏れ確認
→レギュレーター・ホースに異常なし、接続部分O-ring不良と判断、O-ring交換実施
→現在、冷却水漏れありません。

という訳で、めでたく直りました。しかし、よく、メーカーは新型車の最終テストで、灼熱の南アフリカでの5000キロ連続走行とかにメディアを同行させるじゃないですか。聞けばこのO-ringですが劣化だっていうんですよ。新車なのに。灼熱経験のフィードバックがあればそんな部品使わないんじゃないのー、とか思っちゃいますよね。まーいいや、細かいことはw
もちろん、保証期間ですから費用はかかりません。ちょうど、海外出張中に修理をやってもらったんで、これといって損した気分でもなく。

という訳で、やっと2000キロです。メーカー推奨の慣らし運転は3000キロ強。という訳でお利巧にしておりまして、まだ、例の「ニトロボタン」は押していません。

あ、ちなみに、この3回の入庫はいずれも些細な事でして、まったく信頼性に問題は無いと思ってますよ。996の時も997の時も水冷になってからは本当に信頼性が高いですからね。(国産車でこういう事はないけれど・・・)。ポルシェの名誉のために。

では、また!

2016年8月5日金曜日

991-2 カレラS 911専用 RIMOWA の旅行ケースXL編


さて、先日、例の2ヵ所目の異音を修理すべく入庫した際に、前からバックオーダーしていた911専用のRIMOWAの旅行ケースを引き取ってきました。

スポーツカーの宿命


スポーツカーの宿命として、「乗車定員」と「荷室スペース」は極小になるのは常です。最近でこそ、メルセデスのCLS以降、各社とも「スポーツクーペ風セダン」みたいな中途半端な事をやりだして、これがなぜか大うけという事で、X6を皮切りに、「SUVクーペ」みたいな、おい、軸はどっちなんだ、的なものも出現している訳ですが、911乗りにとっては、そんな世間の流れはどーでもいい訳ですよね。

しかし2+2は何かと便利


そう清い気持ちでスポーツカーに乗るんですが、911みたいに、歴史上2+2の車ってのはなかなか珍しくて、しかし、意外とコレが便利だったりするんですよね。無論2シーター的な使い方で割り切るのも良いですけど、911の後部座席は、子供は乗れますし、前にも書いた通り、「×」で積めば、ゴルフバッグは二人分いけます。加えて、日頃の二人分の荷物は十分に乗りますから、2+2は何かと便利な訳です。

RRというレイアウトと前方トランク


しかし、RRという変態的なレイアウトの為、当然、リアオーバーハングにトランクを設置する訳にいきませんから、おのずと、前方トランクになりますよね。デザインも重要ですから(cd値も)このトランクは小さくならざるを得ません。

専用旅行カバンというソリューション


そこで、ポルシェはディーラにおいてドイツの鞄メーカーであるRIMOWAとダブルネームでポルシェ専用旅行ケースを作ってるんですね。997-2から991-2に乗り換える際、911専用のSサイズの旅行ケースを買ってみました。


これが、結構便利だったんです。なにせ、ベターっとフロントトランクの底に入りますからね。色は、マティーニカラーです。カレラで1-2日出張に出掛けるならコレで完璧ですね。それでは、ということで、同じ色のXLも発注したのですが、バックオーダーで随分待ちました。が、やっと納品です。


Sの倍以上のサイズはあります。そして、見たことのない形ですよ。息子も「パパ、なんかこのカバン変だよ」と。知人のRIMOWAオタクにも確認しましたが、通常のラインナップにこの形は無いそうです。完全に911のトランクに収める用の形になりますね。


一番便利なのは、このポルシェロゴ入りの「持ち手」です。ここを持つと、スッと、フロントトランクに入れられます。


この形状も通常のRIMOWAのラインナップにはありません。へこんでる分、ちょっと容量が減ってしまいますが。


Sサイズ同様のマティーニカラー。お気に入りです。ちなみに、ポルシェマティーニレーシングのキャップも買いました(笑)。


こう置いて見てみると、なんとも滑稽な形ではあるんですが、かなりの荷物が入ります。息子と夏休みに一週間の二人旅をしたんですけど、2人分×1週間の荷物が綺麗にこの中に収まりました。よって、カレラで旅ができますね。十分に。

難点とお値段


ただ1点、難点をあげるとすると、ポリカーボネートの製品しか無いようです。(アルミ製が無い)。無論軽くて良い訳ですが、最近、海外ではRIMOWAのポリカ製品をナイフなどで切り裂く連中がウヨウヨいます。だから、あくまでも、預けない荷物として、車旅行用に使うのが良いでしょうね。気になるお値段はRIMOWAの正規モノと同等です。このXLサイズで11万円ちょっと。ポルシェの新車オーナーならディーラーで買うと10%ディスカウントが効くのでおおよそ10万円ですね。コスパも悪くなく、満足です。


永く使う事を考えると、コレだけ綺麗にぴったりと収まり、大容量のケースは「買い」だと思います。ちなみに、多分、各方面から集めた情報ですと、今の段階では、このマティニカラーは国内在庫無で手にはいらないそうです。ギリギリセーフでした。無論、他のカラーはあります。

では、また!

2016年8月3日水曜日

991-2 カレラS 「異音」が特定され修理完了。が、しかし、次の「異音」が勃発


いつの間にか東京は梅雨明けになったようですね。Newカレラはなかなか距離が伸びず、まだ、1600キロです。タイヤの皮は向けましたが、ブレーキの当たりはもうちょっとだそうです。分かりませんけど。エンジンは3000キロまで待てと、ディーラーのセールス氏。精進します。

「異音」の発生


既に報告させて頂いた通り、車後方、エンジンルーム内からの「異音」が気になり、入庫と相成りました。ディーラーにてサービスの方の同乗で音を確認できましたが、場所の特定には至りませんでした。で、そのまま、入庫。

作業内容


まずは後ろ半分の内張りを全部剥がして、細かく確認。問題みつからず。次に、リアのエンジンフード回り。問題はココでした。リアのエンジンフード(=991-2で新しい部品ですねw)の建付けが悪くてボディーに干渉してました。ココを修正して完了。異音は完璧になくなりました。


なんか、写真が上下逆ですが、ココですね。991-1から991-2への主な変更点の一つですね。カレラ系でははじめての縦型ですね。

ほどなくして次の「異音」発生


昔、ポンコツのイタ車を乗っていたときは日常でしたが、まさか新車のポルシェでヤラレルとは思いませんでした(笑)しかも立て続けに「建付け」系。




まずは、この動画の「音」をお聞きしてください。ドアの開閉の際に情けない音がします・・・(涙
放っておこうと思いましたが、2000万級の車なのに、あまりに情けなさ過ぎるということで、あえなく、再入庫です。まぁ、3年間はメーカー保証なんで、ディーラーも痛まないですから、気づいたら入庫しておきましょう。

という事で今回は、2回目の「入庫」のお話しでした。これは簡単に直って出てくるでしょうね。また報告します。

では、また!