みなさん、こんにちは。
さて、991-2カレラSの納車が秒読みになりました。
約5年前に中古並行で買った997カレラS(PDK)がめでたく売却できましたので回想録を記しておきます。
後期型のタイミングで乗り換える
2009年式の997カレラS(PDK)は、その前の996後期型(MT)からの乗り換えでした。後期型で乗り換えるというのがポルシェ乗りになってから続けているコトです。というのが911シリーズは後期型で大きな変更が加えられます。997後期型では、エンジンが直噴になり、また、トルコンATのティプトロがPDKになっています。トルコン嫌いの私は、それまでMTで乗ってきましたがPDKのタイミングで、ツーペダルに変更しました。同様に991後期型ではダウンサイジング(ポルシェの言うところのライトサイジング)ターボ化が一番のトピックですしね。
幾らで買って幾らで売ったのか
さて、997は並行中古というかなりアグレッシブな買い方をしました。というのが、この時のドル円のレートは今から考えると異常な円高にありました。1ドル80円くらいです。これでは、日本国内の新車を買うのはバカらしくなってしまいます。多くのポルシェ乗りは、そもそもの玉数が多く、値段も安い北米のポルシェを並行で持ってきました。これが俗に言う「円高ポルシェ」です。
私は2万キロ弱ほど乗った997カレラSを西海岸から輸入しました。中古並行ですね。米国内での陸送に加えて、海上輸送、車検や届出、電装系のローカライズなどで120万円程度。ここまで込みで乗り出し約800弱でした。結構な徳をしていますよね。
その車を約5年で4.5万キロまで乗って、最終的には600万円で売れました。差額200万円弱。やー、本当に、ポルシェのリセールバリューには驚くばかりです。
故障はあったのか
その997カレラSですが、この5年間、実は、「故障無し」で乗れました。維持費は、タイヤ交換と年1回のオイル交換、及び、2回のバッテリー交換だけです。ポルシェ、特に911のタイヤは高そうですが、草レースで人気のクムホタイヤを使いましたので、そこもコストがかかっていません。(多分、欧州のNタイヤの1/3程度です)。その昔、イタリアポンコツスポーツカーを乗り継いだ身としては、さすがのドイツ製としか言いようがありません。初のPDKだったので、ちょっと心配でしたが、(前にも書いたとおり、低速域で結構ガタピシャするので)杞憂に終わりました。以前、15万キロのメルセデスEクラス(W211)でロングドライブをした事があったのですが、極端な話、新車です、と言われてもわからないくらい、品質が良かったです。まだ、日本メーカーが見習うことが残っているとすれば、この辺りなんではないでしょうかね。
5年間本当に快調なエンジンでした
4.5万キロ乗っても、サスペンションもしっかりしているし、オイル交換だけで(ATFはPDKの推奨が14万キロだから交換無し)エンジンも超快調でした。売却する寸前も、某ワインディングでスポーツクロノをスポーツ+にして、攻め込みましたが、まったくヘタレ感はなく気持ちよったです。
991-2も新車並行でよかったのではないか
一時、125円くらいまで行った円安も、今は円高基調なので、今回も米国からの新車並行でよかったのではないかという議論はあったのですが、結局はエグゼットが問題だったので、正規ルート(ディーラー)で購入することになりました。なんだかんだ、難癖付くんですよね、売る時に。まぁ、安く買ってるから良いと言えば良いんですが。ディーラーで買っておけば、次の乗り換えの時も下取りで交渉は聞きますし、ちょっとケチって後で損するより良いかな、というのが今回の判断でした。(実際は損をしていませんが、売るときに色々苦労するという意味です)。
さて、991-2カレラSの納車まで秒読みです。次回は本当の本当に納車後のインプレッションをお伝えします。
ではまた!
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