この2日間、わけあって素のパナメーラに乗ってました。V6です。最後のロットのエディションとかいうやつ。やー、911乗りとしては、どーなの?って思っていたんですが、はい、私が浅はかでした。凄い出来栄えでした。さすがです。何が凄いかというと、乗り心地なんです。メルセデスのSクラスを彷彿させる足回りです。ぜんぜん言い過ぎじゃないですよ。しなやか過ぎて驚きました。もちろん、V6のベースグレードですから、さほどはやくないんですが、もう、ゆったり過ぎて、はやさとかどうでも良くなっちゃいますね。なにせ、Sクラスですから。スポーツモードにしてPASMが連動して足が固まっても、しかし、十分にしなやか。加えてエンジンマッピングがスポーティーになりますから、もう、極上です。S63みたいなものよりも、V6のパナメの方が面白いかもしれませんね。まぁ、ちょっと求めるものは違うでしょうけど。ただ、やっぱり、デカいですね。全長5m超えの全幅1900mm超くらい。雨の首都高でテールが出たら、もう、カウンター当てて戻れる気がしません。そういう意味では、パナメこそ4系がいいかもしれませんね。これ、本当にターボとかに乗ったら病みつきでしょうね。ところで、新型パナメーラPHVについてモータージャーナリストの島下さんの記事がありあましたので速報まで。
iPhone7の出現
さて、前置きが長くなってしまいましたが、そのパナメーラの最終型には付いていないPCMとAppleCarPlayの続報です。前のPCMとCarPlayに関するエントリーがかなり人気だったのですが、前回のネガティブな書きようから一転します。それが、先日のiPhone7の登場です。ガジェット好きとしては、当然、初日(9/16)に予約で新色の黒を買いました。iOSはupdateされてiOS10になっています。さて、一番の注目は、日本仕様がFeliCa及びNFC対応になった事ですね。いわゆるドコモの商標的に言うと「おさいふ携帯」搭載です。これによって、私はAndroidとの2台持ちとはおさらばして、iPhoneの1台運用となった訳です。
iPhoneをiPodとして認識しないでAppleCarPlayで接続する
で、まさに、この小見出しの通りなんですが、iPhoneを有線接続で充電しながらCarPlayで運用するんですね。
まぁ、使える機能としてはこんなものです。まだ、CarPlay対応のアプリが少ないんですね。facebookとかlineとか、いわゆる「神アプリ」は対応していないんですね。
電話機能とSiri
で、まずは、電話機能ですが、これは他のナビと同じですね。ただ、一番ありがたいのはSiriが使えるんですね。だから、運転しながら、電話帳検索から発信まで、すべて言葉で指示できるというのはありがたいです。通常時から、SiriでiPhoneと会話しておくと、慣れますので、実はすっごく便利なことに気付きました。
ミュージック
前のポストでiPodとしてPCMに認識していた時は、いろいろと不具合が起こってましたよね。でも、CarPlayで「ミュージック」アプリを使うと、全く不具合は起こりませんでした。ほぼI/FもiPhoneのままですから、まったく違和感なく操作が行えます。
メッセージ
要するに、CarPlayではメールが読めないんですね。これ、いろいろな規制が絡んでるかもしれません。危ないですからね。まだ、試してませんが、Siriに読んでもらえるかもしれませんが、少なくても、PCMの画面にメールアプリは出てきません。その代わり、SMSのアプリ「メッセージ」は出てきます。日本人でどこまでSMSを使っている人がいるかは謎なんですが、一応、こいつであれば、朗読も返信もできます。但し、停止時だけですが。
Podcast
で、ラジオが付いてるのに、Podcast要るのかよと思いましたが、いがいとこれが便利ですね。例えば、ヒアリングのトレーニングも兼ねて英語のニュースを聞きたいとか思うんですが、FMだとなかなか難しいですよね。でも、ご存じの通り、Podcastにはコンテンツが充実しています。なんなら、運転しながら、TOEICのヒアリングのトレーニングすらできますからね。これ、一度やると病みつきです。
オーディオブック
うーん。いわゆる本の朗読コンテンツだと思うんですが・・・。これはちょっと難しいですね。まぁ、法律との兼ね合いもあるんでしょうけど、実際は、もう、キャンセラーをキャンセルして、DVDやフルセグテレビを走りながら見ちゃっているのが現状と考えた場合、ちょっとこのアプリは難しいのかなと思いました。これ「読み聞かせ」ですから、眠くなっちゃんじゃないのかな、とか思います。
マップ
PCMはGoogleMapが実装されており、かなりリッチな「カーナビ」環境があります。しかし、その上に、気が向けば、iPhoneのマップアプリが利用できます。まだ、やってないんですが、例えば、事前に「食べログ」でお店の場所を地図にプロットして、そいつを車に乗ったらCarPlayで利用するとかできるかもしれません。ちょっと時間を見つけてやってみますが。ただ、出来たとしても、微妙なのが、そもそも、「PCM Connect」というアプリがスマホにDLできるんですね。ポルシェが提供しているアプリです。で、なぜか、これがちゃんと動いてくれないんですが、こいつが動けば、PCMに実装されているGoogleベースのマップとiPhone上での操作がリンクするはずなんで、わざわざ、CarPlayでAppleのマップを使う必要があるのか、という問題もありますよね。
今後の対応アプリと淡い期待
ただ、一応、Appleは対応アプリを増やすみたいなことを公言しています。となると真っ先に、Twitterやfacebookみたいな話が考えられますが、いずれも文字ベースのコミュニケーションなんで、諸規制とどの様に折り合いを付けられるかが焦点となるのかもしれません。また、CarPlay導入メーカーはほぼ全世界のメーカーになりつつあります。そうなれば、CarPlayの市場もそこそこあるので、近い将来的には、CarPlayの「神アプリ」みたいのが出てくるかもしれません。正直、facebookとLINEが対応してくれるならアプリ代として数千円くらいは平気で払っても良いです。また、安全性との兼ね合いもSiriが優秀なんで、なんとかなりそうだと思うんですけどね。
画面キャプチャをしてびっくり
さて、そんな訳で、引き続き、CarPlayについては色々とやっていきたいと思いますが、CarPlayにつないだ状態でiPhoneの画面キャプチャーを撮ったら、なんと、
この2つの画面、もちろん上がiPhoneの画面で下がCarPlayの画面ですが、が、同時にキャプチャされて、2枚のイメージが写真として保存されました。面白い仕様ですよね。ちなみにCarPlay中もiPhoneからはフル操作ができますのでご安心を。(CarPlay側にコントロールを奪われません!)。
では、また!
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