2016年6月27日月曜日

911-2 カレラS 「異音」発生による入庫と代車のケイマン


だいぶ久しぶりの投稿になってしまいました。この間、投稿することが何も無かった訳ではなく、色々とあるのですが、それはまた改めて。

「異音」発生


さて、やっと1000キロを超えました。すべて順調だったのですが、いくつか気になることがありました。「後方からの異音」です。どんな異音かと言えば、最初は結構大きな音で「カチカチ」という音が、段差やガタガタの路面などを通過するときに後ろ方向から聞こえるようになりました。その内、この音に加えて、「ギュッ、ギュッ」という音が、同じく、荒れた道を通ると聞こえるようになりました。最初に気にしないようにしていましたが、やっぱり、結構音が大きく、気になるので、ディーラーへ。

サービスのエンジニアの方に同乗して頂き、当該異音を確認。

まず、「カチカチ」の正体は、

「あー、これは、シートベルトですね」

とのこと。カレラでは良くあるそうです。シートベルトにくっついているプラスチックや金属がボディー側の硬い素材と干渉して鳴るそうです。

「直ります」

とのこと。次に「ギュッ、ギュッ」の異音。

「うーん、コレは何でしょう・・・。聞いたことがありませんが、確かに鳴ってますね」

と。いずれにせよ、入庫になりました。(もちろん、保証対応です)。

代車はケイマンのベースグレード


保証対応の場合は代車が出るようで、今回は、真っ赤なケイマンのPDK(スポクロ付き)でした。


カレラに比べるとだいぶ小さい感じがします。もちろん小さいのですが。後ろはこんな感じですね。


スペックは再度述べる必要は無いと思いますが、最新の(まだデリバリーは始まってませんが)718系の前の最後のモデルなので、ベースグレードで2.7LのNAエンジンです。
ディーラーからの帰り道、休日の首都高で結構攻めましたが、やっぱりベースグレードだと絶対的な出力不足ですね。スポクロをスポーツやスポーツプラスにしていろいろやりましたが、結局、エンジンとミッションのマッピングが変わるだけですから、別に速くなる訳でもなく。これなら、やっぱり、「S」は必須かなと思う一方で、ならば、オープンエアーも楽しみたいと思う訳で、40kgほど重いらしいですが、ボクスターのS辺りが良いのではないでしょうかね。

ただ、さすがポルシェと思ったのはシャーシー性能とミッドシップならではの回頭性です。エンジン出力以外は文句のつけようがありませんでした。特にスポーツプラスにするとPASMによって足が固まります。こうなるとほぼ無敵です。これで出力があればカレラもカモれるでしょう。パドルを駆使してPDKをフルに使って2ペダルで運転すると本当に「楽しい」です。出力が不足しているということは、逆に言うと、首都高レベルでも全開で走れる訳で、それはそれで楽しい体験でした。

4発になっていろいろ言われていますが、718シリーズも本当に楽しみですね。

PDKの味付けが違う


それと驚いたのが、カレラとケイマンではPDKの味付けが全く異なる事です。エンジンの搭載位置も違えば車も違うので当たり前ですが、前にも触れた、997から続くPDKのクラッチを切る辺りの超低速の処理でのガタつき、がケイマンのPDKでは全く気になりませんでした。一瞬、トルコン?って思うくらい。理由は今度エンジニアに聞いてみますが、何らかの理由があるのでしょう。

ところで、入庫した991-2の右ドアに埋め込まれたスピーカー周辺の「ビビリ音」も「どーにかしてー」と言ってみたのですが「それは勘弁してください(涙)」と。まぁ、そうですよね。ギリギリまで重量を切り詰めている車ですから致し方ないでしょう。

では、また!

追伸:
3日代車のケイマンに乗ってみて、確かに、上述した通り、パワー不足はあるのですが、エンジン搭載位置が違うと、こんなにも違うのか!ってくらい、回頭性が抜群なのに気づきました。だから、スポーツクロノをスポーツにセットして、加えて、パドルシフトを駆使して走ると超楽しくって、カレラでは味わえない一体感がありますね。これはこれでアリだなと正直思いました。エンジンパワーが欲しいなら、「S」にすればなんとかなりそうですし。そういう意味で、718シリーズには相当期待したいですね。

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